各専門部総会・定期大会 報告

   

6月~8月にかけ、各専門部総会及び定期大会を開催しました。

今年度は新型コロナウイルス感染症のリスクを鑑み、各部参加人数を絞っての開催となりましたが参加者からは活発に意見が出され、共に闘っている事を確認しました。

障がい児学校部総会

6月6日に障がい児学校部総会を開催し、各分会からの課題や現状を共有しました。
対県交渉では、聴覚障害者の教員採用条件の撤廃について交渉を行ったほか、各特別支援学校の教室不足や多忙化改善についても交渉をしました。生徒の教室不足については、少子化に逆行して増え続ける特別支援学校の生徒数がどうして増えているかを明らかにしなければいつまでも解決しないことではないかととらえています。その理由として考えられるのは、①障害の2次障害として顕在化、②食の問題、③親の貧困、④虐待、⑤全国学力調査など顕著な学力偏重によるスピンアウトなどです。
障害が障害児者自身の個性によるものでなく、彼らをとりまく環境要因であるのであれば、教室の増設と同時に改善すべき課題であると考えています。
佐教組が継続して闘っているインクルーシブ教育を共生共学として実現し、地域で学ぶ教育環境づくりこそが根本的解決策ではないかと考えています。共に学び共に闘いましょう。

養護教員部総会

7月23日、養護教員部定期総会を開催しました。委任状を含め100%の出席率で、養護教員部の結束力がみえた総会でした。コロナ禍で学校の衛生面および子どもたちの心の不安定さを大きく支えた養護教諭の仕事が交流され、初めて遭遇するこの状況に不安を抱えている若い世代の養護教諭をどう支えるかについても話し合われました。少数職種は横の支え合いが必要となります。
また「19年度県教委交渉により改善された」という嬉しい報告や「複数配置校や義務教育学校の新採に指導教員の配置がない」「就学時健診を2学期に学校ですると地教委が言っている。3密が防げない」などの課題も出され、今後の本部・支部とともに進める運動が明らかになりました。

青年部総会

多くの学校が1学期を終えた7月31日(金)、青年部定期総会を行いました。
総会では、2019 年度運動総括、2020 年度役員および運動方針の決定とともに活発な討論も行われました。「昨年度組合の協力を得て異動ができた。結婚し子どももできた。
コロナ対策予算での製氷機購入を分会要求で出した。何でも無理と思わずもやもやしていることを出していこう」「実際の業務は減っていないのに働き方改革を言われる」「○時間オーバーという紙をもらった。早く帰るように言われても学年主任が帰らないと帰りにくい」「あたり前と思っていることが当たり前ではない。きついことを言い合うのは大事」「民間から教員になったが先生の仕事量はすごい。
教科指導は1つの仕事であって、たくさんの業務がある。民間なら昼休みは当然保障されている」「学び合いをテーマに校内研を行っているがコロナ対応でできない。でも校内研は進めていかなければねらない・・」「子どもたちとの時間があるから乗り越えられる」等々。「お互いを知り、思いを共有して運動を展開していく」そんな組合の原点を実感した青年部定期総会でした。

臨採部総会

コロナ禍により1 学期が延長され、例年より遅れて夏休み初日となった8 月1 日、2020 年度の臨採部定期総会を行いました。
総会では執行部より、2019 年度様々な要求を行ってきたこと、臨採部の歴史の中でも大幅な処遇改善が行われる道筋が見えたことについて報告しました。教員採用受験年齢撤廃、給与上限アップ、空白期間の撤廃などが実現した臨時的任用職員が迎える新たな時代にむけて、処遇改善の大きな一歩を臨採部の仲間と踏むことができたことを大変うれしく思います。参加者からは、「定数内講師の産休・育休が取りづらい」「正規職員同様の超過勤務がある」「教諭と講師の差別」「異動に関するヒアリング不足」などの声が上がりました。未だ臨時的任用職員の立場は弱く、抱える問題は山積みです。これからも声を上げる必要があります。会計年度任用職員の処遇改善も責務です。「あたりまえのことを、あたりまえに」今年度も、皆さんの「声」を受け止め、臨採部は大きな声を上げて闘っていきます。

女性部定期大会

8月8日(土)13時より、教育会館で2020年度女性部定期大会を開催しました。
育児や介護支援制度の利用が管理職からも勧められるようになってきた一方、講師未配置による欠員や学校現場の多忙さから、取得しづらい雰囲気を感じている当事者がいるのも事実です。また、全国一斉臨時休校の際の子の養育に係る特別休暇に関しては、市町教委や管理職の理解不足で対応に差があったことが報告されました。
安心して権利を行使できる職場環境を作っていくこと、がワークライフバランス実現につながる道標になります。分会での実状などたくさんの意見や現状が出され、さらに闘っていく必要を再確認しました。
“愚痴も積もれば要求になる!”規模縮小を感じさせない程、各支部から活発な討議がなされ、佐教組女性部の結束を強めることができました。今後も女性やさまざまな人々の権利保障のため、運動を継続していくことを再確認できる大会となりました。

事務職員部総会

佐教組事務職員部は8月8日(土)に県教育会館において2020年度定期総会を開催しました。今回は、佐教組大会と同じように時間と内容を短縮して、総会行事と現状の問題を中心に協議をしました。「働き方改革」に伴う時間外手当の抑制について、日々の業務の多忙化と相反するような現状と人事評価反映への問題、喫緊の課題である組織拡大について運動を継続するために若年層の加入、臨採部との連携等について今後のとりくみを話し合いました。そのほか、一職一級制に伴う行政職給料表の改定についての県教委からの再提案について、事前に配布をしていた資料をもとに本部より説明がありました。今回は、新たな職名として4級に「主任主査」を設けることで3級降格を食い止める案がだされています。しかし、一時金の役職加算を10%から5%に落とすことには変わりありませんでした。「管理職事務長」が設置されたときに、行政職給料表で4級主査止まりに押し込められた現状の打破を運動の一つとしてきましたが、今回の再提案に県職労とともに県教委に対して、前回同様の撤回を強く要求していくことを事務職員部で共通理解をしました。

 - とりくみ, 専門部