●開催しました 「佐賀県母と女性教職員の会」

   

最近、この「社会」って、私の考える「教育」「子育て」って、これでいいのかな?と疑問に思ったり、不安になったりすることがあります。
私たちが慣習の中で刷り込まれている意識の中には、「『国』や『公』は正しい、間違ったことは言わないはず」「先生の言うことは聞かなければならない」「昔からの教えは正しい」という無条件の信頼があることに「危うさ」や「怖さ」を感じるようになりました。
今回の講演会では、吉岡さんに、過去の法律下での非人道的な政策の実態として「旧優生保護法」について一石投じていただき、参加者のみなさんとともに、今の日本の「社会」について、見つめ考える機会となればと思い企画させていただきました。
分科会それぞれの会場で、「人権・平和・共生」の視点で問題提起・意見交流ができ、有意義な時間をもつことができました。参加者の皆さんが帰途につかれている表情を見ると、とても生き生きとすがすがしい表情をしてあるように感じました。忙しい毎日の優先順位の中から、今回の「母女」の学びの場を選択し、参加してくださったことへの感謝と敬意を申し上げます。

【参加者のアンケートより】

・仕事や家庭のことに追われる日々であっても、わが子の将来のことを思ったら、社会をよりよく過ごせる場として作っていくことが大人の役割だし、それをめざして少しでも運動につなげていくことへの想いを、それぞれの立場から発表いただき、大変参考になった。
・吉岡先生のお話の中で、「誰でも障がい者になる可能性あり。」という言葉に「そうだ!」と共感しました。
・明らかに差別・偏見であるにもかかわらず、優生思想を認め善意とまでも思っていた世の中が恐ろしいとも思いました。同じことを繰り返さないようにするためにも、差別の芽をなくしていくことが、私たちの責務だとも思いました。生命に対して優劣をつけることもおかしいととても思いました。国民を守るべき法によって被害を受け、幸せを奪われてしまった方の悲しみや苦しみははかりしれません。このような人たちを減らす、なくすことができるために、今回のような会で知ること、考えることはとても大切だと痛感しています。
・「社会の都合」で物事を考えることは、障がいの有無だけではなく、個の生き方にも優劣をつけることにつながるおそろしさを感じました。

 - とりくみ